観光地で外国人観光客が再び見られるようになり、観光産業に携わる我々にとって重要な時期がやってきました。このような市場環境の中で、ツアー&アクティビティ商品や体験商品の販売に挑戦したいと考えている事業者様も増えているのではないでしょうか。
カヌー体験、茶道体験、着物体験、忍者体験といったツアー&アクティビティ商品、体験商品を販売する場合、商品の企画から販売、運営に至るまで多くの業務が存在します。特に、自社のWebサイト上でツアー&アクティビティ商品、体験商品を販売したい事業者にとって、提供する情報によって集客ができるかどうかが決まるといっても過言ではありません。
本コラムでは、ツアー&アクティビティ商品、体験商品の販売に必要な掲載項目をご紹介します。
ツアー&アクティビティ商品、体験商品のタイトルは、商品の魅力を伝える最初のチャンスです。顧客の目に触れやすい魅力的な商品タイトルをつけることによって、顧客の興味を引き出せるようにしましょう。
顧客は、旅行のスケジュールを計画するにあたり、そのツアー&アクティビティ、体験がどのくらいの時間を要するか気にします。例えば、「所要時間:1時間」などと書いてあるだけで、顧客にとっても旅行のスケジュールが立てやすくなります。
提供しようとしているツアー&アクティビティ、体験がどこで行われるものかを記載します。例えば受付場所と実施場所が離れている場合などもツアー&アクティビティ、体験の内容によっては考えられます。住所のみの記載も有効ではありますが、可能であれば地図を示すとより分かりやすいでしょう。
商品の詳細情報は、顧客がその商品を購入するか決めるための重要な情報です。どのような体験ができるか、体験にまつわるストーリー、体験した人の声など、商品の魅力が十分に伝わる内容を考えて掲載しましょう。どうしても文章が考えることが難しければ、キーワードなどを箇条書きで用意したうえで、Bing AI ChatやChatGPT等のAIツールを利用するのも一つの方法です。
写真は、商品の魅力を視覚的に伝える強力なツールです。ツアー&アクティビティ商品や体験商品を実施している場面を想像できる写真を用意し、お客様に臨場感を伝えましょう。最低でも5枚以上の写真を用意して掲載することをお勧めします。また、動画は、写真以上に商品の体験をよりリアルに伝えることができます。商品の魅力を視覚と聴覚で顧客に訴求することができ、顧客の興味を引き付ける可能性が高まります。
提供しようとするツアー&アクティビティ、体験においてどこまでがサービスとして含まれるのかを明確に示しましょう。この項目の記載がなければ、顧客の購買行動に影響を及ぼすだけでなく、顧客期待と実際の体験の不一致によるトラブルが発生する可能性があります。販売促進、トラブル回避の両面において、できる限り詳細まで含まれるもの、含まれないものを記載しておくことが重要です。
顧客が予約を完了する前に知っておくべき注意事項もできる限り、記載しましょう。
例えば「発熱しているお客様は参加をご遠慮ください」、「本アクティビティはドレスコードがあります」などの項目を記載しておくと、トラブルを回避することができます。
商品の内容によっては、顧客が持参すべきものを指定する場合もあると思われます。現地で顧客がツアー&アクティビティ、体験をしっかりと楽しめるように、持参すべき持ち物は明確に記載しましょう。
例えば「歩きやすい靴」、「動きやすい服装」などが挙げられます。
空き状況を適切に入力することは、ツアー&アクティビティ商品、体験商品の販売において非常に重要です。可能な限り3ヶ月程度先までは空き状況を記載し、顧客が申込をしたい日時にどのくらいの空きが残っているのか分かるようにしておくと良いでしょう。また、顧客が問い合わせをしてから事業者が予約を回答するのではなく、リアルタイムで予約完了まで進めるようにしておく方が、顧客は旅行のスケジュールを立てやすくなるため、商品を検討する顧客の予約を促進する可能性が高まります。
最後は料金情報についてです。料金は、顧客が商品の価値を評価し、購入を決定するための重要な要素です。商品運営にかかるコスト、競合企業の販売金額などを考慮しつつ、明確で理解しやすい料金を設定しましょう。
ここまで、ツアー&アクティビティ商品、体験商品の販売ページに必要な掲載項目を紹介いたしました。これら全てを漏れなく満たすことは、1から販売にチャレンジしようとする事業者様には難しいと感じるかもしれません。
当社が運営するJTB BÓKUNを活用すると、商品作成画面で表示される内容に応じて、順番に入力を進めるだけで上記の項目全てを漏れなく掲載することができます。そのため、ツアー&アクティビティ商品、体験商品の販売にチャレンジしたい事業者様が安心して商品を作成できる仕様になっています。また、作成した商品はユーザーが運営するWebサイトですぐに販売可能です。
フォームに必要事項を入れると資料をダウンロードできます。
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